はじめに

カジュアルにもフォーマルにも活躍する基本中の基本アイテム「シャツ」。

この王道アイテム無しではメンズファッションを語ることはできません。

男性のほぼ全員が持っていると言えるほど標準的なアイテムだけに、周囲を差をつけるにはデザインやカラーなど、アイテム選び以外にも「着こなし」がものを言います。シャツ自体は女子ウケがとても良く、いわば”男性の株が上がる”アイテムですが、街を見渡すと、デザインやディテール、カラーなどにはこだわっているのに、うまく着こなせていない人を多く見かけます。

じゃあどうやって「着こなす」のか?シャツで頭一つ上いくオシャレのテクニック、今回は「腕まくり」についてご紹介します。

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「腕まくり」で男性の”絶対領域”をつくる

20~30代の女性を対象に行ったあるアンケート調査によると、「仕事でドキッとした男性の仕草・場面」の第3位に「腕まくり」がランクイン。

理由は様々のようですが、特に多かった声としては男性の腕から出た血管が好き!という意見でした。

女性が胸キュン?!男性の腕から浮き出た【血管】の魅力。

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メンズとしてはこれほどまで女子の需要が高い「腕まくり」をうまく利用しない手はありませんよね!

夏場でもあえて長袖シャツを着用し、二の腕から手先にかけての””絶対領域””をつくるように常に意識するようにするといいでしょう。

着こなすためのシャツ選びのポイント

ここでシャツの選び方が重要になってきます。と言っても、襟のデザインやカラーの話ではありません。シャツを購入する際に必ずチェックすべき点は、まずきちんと「腕まくり」ができるかどうかということ。

ポイントとなるのは、カフスのボタンよりも高い位置に付いているもう一つボタンのことを「ガントレットボタン」と言いますが、これが付いているかどうかが重要になります。

「腕まくり」には、この「ガントレットボタン」を開けてまくりあげる方法がありますが、閉めたまま巻き上げた方がきれいに仕上げる場合も。市販されているシャツの中には、袖口の開きが狭くて、肘のあたりまで袖をまくると窮屈に感じるものがありますが、これは論外。

うまく「腕まくり」できるかどうかは、着こなしだけでなく、着心地の面でも重要な点ですので、ぜひチェックしするようにしてみてください。

まずはおさえておきたい3つの基本的な巻き方

それではもう少し突っ込んだところで、シャツの「腕まくり」の方法について説明していきましょう。

まずは、「ガントレットボタン」を開けてカフスの高さに合わせて3回折り返す「ベーシックロール」と呼ばれる方法。その名の通り最も基本的な巻き方で、これが全てのロールアップの基本。

これと同じ折り方で2回だけ折り返せば、「カジュアルロール」となります。「カジュアルロール」の場合は、「ガントレットボタン」を閉じたまま巻き上げるとよりきれいに形を維持できます。

最後にご紹介するのが「マスターロール」。まずはカフスが肘の下あたりまでくるように大きく折り曲げます。次にカフスにかからない程度に折りたたみ、もう一度、今度はカフスの先が1cmほど見えるくらいまで折りたためば出来上がりです。

男を上げる「腕まくり」。まずは基本から

上記3つの巻き方は、シャツの生地感によって、向き不向きがあります。例えばオックスフォードのような厚手の生地では、「ベーシックロール」だと腕まわりがごろついてスマートな印象になりません。やはり巻き回数の多い「マスターロール」でもボリュームが出すぎて好ましいバランスが得られません。つまりシャツを選ぶ上では、生地選びもまた大切なのですが、これについては、また別の機会に説明します。

また「腕まくり」の際の注意点として挙げておきたいのは、いずれの巻き方の場合も、折り目をきちんと」正すこと。よく海外セレブのスナップ写真などでは、雑な感じで巻き上げていますが、そこだけを真似してしまうと、不潔な印象を与えてしまいかねません。

「そんなの知っている」なんて言わずに、まずは基本の巻き方を身につけてください。どれも簡単なようで、しっくりくるまでには意外に時間がかかるはずです。抜け感のある、こなれた着くずしの方法についてもまた改めてご紹介したいと思います。

さいごに

今回は、そんなシャツの着こなしのなかでも、とりわけ重要な腕まくりについてご紹介してきました。「腕まくり指南なんて必要ない」と思われるかもしれませんが、基本的な巻き方を知っているのと知らないのとでは、仕上がりが大きく変わってくるもの。

腕まくりはシャツの着こなしの土台となる部分です。ぜひともまずは基本をおさえた上で、自己流の着こなしを楽しんでみてはいかがでしょうか?