①1日5食以上食べる

体脂肪を減らそうと思ったとき、安易に食事量を減らす方がいますが、それは大きな間違いです。食事を減らして体重・体脂肪が減ったとしても、同時に筋肉も減りますので、より太りやすい体に変わり、根本的な解決にはなりません。

ではなぜ、1日5食なのかといいますと、1日3食と決めて食べる場合、3回しか食べれないからとたくさん食べ溜めてしまう恐れがあります。

人は一度にたくさんのものを食べると、血糖値が上がり、それを抑えるためにインスリンが分泌されます。このインスリンは血糖値を下げようと、血液にあるぶどう糖を細胞に吸収させようとします。細胞に吸収されたぶどう糖はエネルギーとして消費されるのですが、実はこのときほとんどのぶどう糖は消化せずに、脂肪となって体の中に溜め込まれてしまうのです。つまり、インスリンを過剰に出さないことが脂肪の蓄積を防ぐことが出来ます。

そのためには、1日3回にわけて食事をするのではなく、1日5回程度に食事の回数を分けてこまめに食事を摂ることが理想的なのです。

② 炭水化物を控える

体脂肪を減らすポイントは炭水化物を「完全に抜かない」ことです。

近年、炭水化物抜きダイエット、糖質カットダイエットなどがはやっています。これらは糖質を抑えることで体内脂肪をエネルギーとして使い、脂肪を減らす目的のダイエットです。確実に成果が出ると話題になってはいますが、この糖質制限ダイエットもまだまだ不確かな部分があり、体に健康にとって全く弊害がないとは言い切れません。

確かに、炭水化物(糖質)を抜けばすぐに体重も体脂肪も減ります。ただ、人間が健康な状態で生きていくためには、炭水化物は必要不可欠な栄養素であることは間違いないのです。ですから、炭水化物を完全にカットするのではなく、炭水化物を控えることが健康的に体脂肪を減らすポイントなのです。

③ たんぱく質を積極的に摂る

体の中にタンパク質が十分にあると、代謝を維持したまま体脂肪を減らすことができます。
②で体脂肪を減らすために、炭水化物を控えることと述べましたが、炭水化物を控えた場合、その分アミノ酸を摂る必要があります。アミノ酸、つまりタンパク質は筋肉の元となる成分で人間の体を構成する主重要な成分の一つです。

エネルギーとして使われるタンパク質が少ないと、体は他のタンパク質を分解して、エネルギーに変えてしまう性質があります。すると、筋肉減少、肌荒れ、髪の痛み、代謝低下など、体に弊害が起こる可能性があるのです。これらは健康な状態ではありません。
こういった症状を避けるためには、普段からタンパク質を多めに摂ることが必要なのです。

④ 1日2杯コーヒーを飲む

コーヒーのカフェインには脂肪燃焼を促す働きがあります。
また、体を動かすと「グリコーゲン」という成分が先にエネルギー消費に使われるのですが、カフェインを摂るとグリコーゲンではなく脂肪を優先してエネルギー消費してくれるというメリットもあります。
1日のカフェイン摂取量は200mlですので、小さいコップ2杯程度に抑えましょう。

おわりに

すぐに数字的な結果が出るダイエットは、戻るのも早いのが特徴です。食事を極端に減らして激しい運動を集中的に行えば、確かに体重も体脂肪も減るでしょう。

しかし、それは一時的なものであって、生活が元に戻れば体型もすぐに戻ります。体脂肪を減らすのは健康のためです。健康とは、一時的なアクションで手に入るものではなく、長期的にアクションを起こし続けることで健康状態を維持していくこと。つまり体脂肪を減らす習慣を継続することが、未来の自分の体を守る術なのです。