いまさらだけど「スカルプシャンプー」とは?

いまではメンズシャンプーの主力商品ともいえるまでになった「スカルプシャンプー」ですが、実際はどんなものなのでしょうか?主な目的は「余分な皮脂や老廃物を除去し、頭皮環境を健康な状態にする」ために作られたシャンプーです。
※そもそも「スカルプ」とは日本語訳で頭皮を意味しています。

スカルプシャンプーが登場するまで、シャンプーは「髪の毛」を洗うことを主な目的とされていました。しかし、薄毛や抜け毛の悩みを持つ人が多くなり、「頭皮」を健康にすることでそれらの改善を図ることを目的としたシャンプーが開発されました。それが、スカルプシャンプーなのです。

AGAを始めとした薄毛や抜け毛の悩みを持つ方に多く愛用されているスカルプシャンプーですが、薄毛や抜け毛には本当に効果があるのでしょうか?

スカルプシャンプーの本当の効果

スカルプシャンプーの目的は、頭皮の余分な油脂や毛穴に詰まった老廃物を取り除き、フケやかゆみを防ぐこと、頭皮を清潔な状態に保つことを目的とした頭皮のためのシャンプーです。 つまり、頭皮環境を整えることで、間接的に発毛をサポートする役割を持っています。

「スカルプシャンプーは効果がない!」と断言する方がいますが、これは、少し違います。そもそもスカルプシャンプーの役割は「直接的に発毛させる」ことや「直接的に抜け毛を止める」ことにありません。スカルプシャンプーの役割は、「頭皮環境を正常に整える」ことで、「発毛しやすい状態・毛が抜けにく状態をサポートすること」にあるのです。

スカルプシャンプーの役割を、発毛するものだと誤まって認識してしまうと、当然「効果がない!」となるでしょう。これはCMや雑誌などの誇大広告の影響が大きいのかもしれません。スカルプシャンプーは健康な頭皮環境を保つ役割を持つシャンプーであることを前提に使用しましょう。

AGAは男性ホルモンにアプローチする治療が必要

スカルプシャンプーなどによって頭皮環境を整えるだけでは、AGAを始めとした薄毛や抜け毛は改善しません。AGAは、治療が必要です。発毛を促す治療薬、頭皮に塗布する外用薬などを使用することによって、薄毛の抑制・発毛促進を叶えることができます。

最も代表的な治療薬として日本で処方されているのは「プロペシア」という内服薬と、「ミノキシジル」という外用薬です。プロペシアに含まれるフィナステリドという成分がAGAの原因となる抜け毛物質DHTを抑制します。そして、ミノキシジルによって頭皮の血行を改善し、毛母細胞にまで刺激を与えて発毛を促すのです。

基本的にAGAは、

① 抜け毛を防ぐこと
② 発毛を促進すること

の2つのアプローチによって初めて改善したといえます。 これらの薬以外にも、髪の毛の成長を促す栄養分を頭皮に直接注入する治療法や、まだ髪の毛がある部分から毛根ごと皮膚を採取して移植する自毛植毛法もあります。薄毛の状態に合った治療法がありますので、薄毛を本気で改善したいのであれば、専門のAGAクリニックへ行くことをおススメします。

おわりに

間接的にAGAを悪化させない方法はシャンプー以外にもあります。例えば、ストレスを溜めないこともAGAを悪化させないことに繋がります。ストレスが溜まると、自律神経が乱れ、筋肉が緊張し、全身の血管が収縮してします。すると、頭皮の血行も悪くなり、頭皮や毛根への栄養が十分に行き届かなくなってしまいます。これにより、薄毛が悪化し、AGAを進行させてしまうのです。

決して「良いシャンプーを使っているから自分は大丈夫」と思ってはいけませんよ!

何度も繰り返しますが、スカルプシャンプーは頭皮を健康な状態に整えるものであって、改善には治療が必要です。AGAを本気で改善したいのなら、スカルプシャンプーで頭皮を整えつつ、やはりクリニックにて治療を始めることをおススメいたします。